世界最高水準の強度を誇る耐震性

ツーバイフォー工法ならではの六面体構造と2×10材の床根太が外部からの力に強さを発揮

《カナディアンツーバイ》の最大の特徴は、パネル床・壁・屋根(天井)を構成する「枠組み壁工法=ツーバイフォー工法」と、床根太に2×10材を採用している点にあります。
揺れに強い六面体構造と堅牢な2×10材の床根太、さらにスタッド(柱)が入った壁パネルを採用することにより、《カナディアンツーバイ》は外部からの力に対して圧倒的な強さを発揮します。
枠組み壁工法=ツーバイフォー工法

引張比強度は鉄の4.4倍 優れた特性を持つ「木」をふんだんに使用

ツーバイフォー工法の基本は、「木」にあります。
《カナディアンツーバイ》では、引張比強度は鉄の約4.4倍、圧縮比強度はコンクリートの9.5倍と、軽量にもかかわらず高い強度を誇る「木」を構造材としてふんだんに使用しています。
ツーバイフォー工法の中心となる6種類の企画材
ツーバイフォー工法の中心となる6種類の企画材
  1. ①ツーバイフォー材(2×4材)
  2. ②ツーバイシックス材(2×6材)
  3. ③ツーバイエイト材(2×8材)
  4. ④ツーバイテン材(2×10材)
  5. ⑤ツーバイトゥエルブ材(2×12材)
  6. ⑥フォーバイフォー材(2×4材)
ツーバイフォー工法の基本となる構造用合板
ツーバイフォー工法の基本となる構造用合板

圧倒的な強さを発揮するツーバイフォー工法 耐震性の高さは国内の大震災でも実証済み

外周部に2×4材や2×6材と使用するツーバイフォー工法で立てられる《カナディアンツーバイ》は、外部からの力に対して圧倒的に強いのが特徴です。耐震性も、在来工法に比べて1.5〜2倍程度と高く、その優れた性能は国内で発生した大震災でも実証されています。
《カナディアンツーバイ》の床・壁・屋根が一体となった六面体(モノコック構造)は、地震の揺れを建物全体で受け止め、力を分散・吸収し、加重が位置部分に集中するのを防ぐほか、建物のねじれを防止し、建物の変形や倒壊を防ぐと言ったメリットもあります。
枠組み壁工法(ツーバイフォー工法)と軸組み工法(一般的な在来工法)の比較
住まいの耐震性をさらに高めるために、接合部をしっかり結合させる補強金具を採用

あおり止め金具で屋根と構造壁を強固に連結

基礎耐力に自信あり 世代を声って住み続けられる住まい

住まいの要である地盤・基礎は、その土地の地耐力に合った基礎および地盤改良を採用。
二重三重の湿気・シロアリ対策も施し、安心して永く住み続けられる住まいを実現します。
基礎・地盤改良、湿気・シロアリ対策
防湿シートや換気口で湿気から住まいを守る。
防湿シート・換気口
基礎パッキン(換気口)
構造用製材(乾燥材)で高い耐久性を実現
構造用製材(乾燥材)
含水率19%以下の乾燥材
二重三重の防腐・防蟻処理で耐久性を高める。
防腐・防蟻処理
防腐・防蟻処理を施した土台

独自の緻密な地盤調査により土地の状態を的確に判断。地耐力に合わせて適切な基礎や土地改良を提案

標準は鉄筋コンクリート造一体型の布基礎ですが、地耐力が弱い軟弱地盤においては不同沈下を起こしにくく、床下の防湿にも優れたべた基礎を採用。セルコホームでは、地盤の表層科医療、杭打ちによる深層改良など、建物本体だけでなく土地も含めた対策を実施します。
基礎の種類1
  1. ※1 表層改良/この工法の特徴は、軟弱地盤の上に硬い板状の人工地層を作ることにより、建物の支持力を大きく強くすることです、また、建物荷重を分散して地盤に伝えるため、不同沈下を起しにくくします。比較的浅い層の軟弱地盤に適した、いわば基礎下の補強工事です。
  2. ※2 深層(柱状)改良/軟弱地盤や地層が傾いていて不同沈下が予想される場合には、地下の硬い支持層まで改良体を造成する柱状地盤改良を行います。
建築基準法で定められている地耐力と基礎の関係
スウェーデン式サウンディング試験(JIS企画:JIsA 1221)